北へ出国するということ
Inside of Vladivostok Air 2007
筆者としては珍しくGWの連休を海外で過ごしました。お休みではなくれっきとした取材旅行。行き先はロシアのウラジオストクです。
近しい友達数人にウラジオストクに行く旨を伝えると、「え、それどこだっけ?」「地理の授業で聞いたような…」「寒いんだろうねえ」「やっぱスパイとかいるのかなあ」とまあ、誰もがあいまいかつ勝手気ままなイメージで、ともかく寒そうで暗そうで怖そうなことを言うのです(かくいう筆者も人のことなど言えず、具体像はなにひとつ思い浮かびませんでした)。
ウラジオストクに関する事前知識はひとえにそんな具合でしたから、我々取材陣にとっても、情報過多の現代にしてはある意味希有な、本当に「外国らしい」外国なのでした。
どんなところかさっぱり分からない。
——旅の本当の愉しみとは、きっとこんなところにあるのかもしれません。


