「らしくなく撮る」ことのススメ
年甲斐もなくディズニーランドに行ってきました。仕事なら当然「夢と魔法の王国」らしく撮るべきですが、なにせ単なる遊びです。だから写真もこんな風。
どこか西欧のお城……じゃないよね、と一瞬でも思ってくれた人がいたら及第点。敢えて作例的に解説するなら「地上にあるキャラクターや作為的な装飾をすべて外して、森の向こうの城だけを切り取った構図」。あんまりTDLらしくないのはそのためです。
この「らしくなく撮る」のは写真の上達にとって非常に重要で、勝手に芸をする被写体に「撮らされる」ことなく、自らの意志で絵柄を作ることにつながります。
しかしだいたいこの城のモデルはドイツのノイシュバンシュタイン城でしょうけど、本家本元のあれだってクルマで田舎道を行くとけっこう遠くから見渡せちゃって迫力ない。ハンドルを握りながら「な〜んか長野県木島平村って感じですね」と助手席のライターさんにぼやいてしまった記憶があります。
死ぬ前に一度は行くべき名城とはいえ、行ったことない人まで(!)圧巻だと思ってるのは写真の力。いい写真はだいたい裏山からぐっとアップで写しています。
だからツアーバスなどでノイシュバンシュタイン城に行く人がいたら、ぜひとも着くまで寝てることをオススメします。アプローチがぱっとしないだけで城そのものはホントに立派だから、そしたら感動間違いなしですよ。



















