高橋 敦史: サンダルの国
サイト名の由来でもある拙著。完璧手前味噌のアジア写真紀行。
高橋 敦史: ベトナムでロングステイ
越南滞在や文化を楽しく。写真も充実。
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Shibu Onsen, Nagano pref. 2009
直前のblogで自分もプチ英語公用語化してると言いましたが、手放しに賞賛してはいません。むしろ危惧しつつやってることを、書いておきたいと思います。
不況下の日本人は今後も英語化&アジアなどの海外市場に活路を求めるでしょう。「英語を話せる=偉い」という短絡的な風潮や我が子を英語ネイティブに育てる動きも出てくるはず。
そして逆に、否応なく流入してくる外国の人たちが、今度はニッポン文化を再発見してくれるに違いない。僕らが気づきもしなかった「クールジャパン」に彼らが集まり、それがために僕らは日本文化を今一度見直すことになると思います。
声高に言われる国際化については、「各国文化」「自国文化」を尊重する視点が抜け落ちないことを、元バックパッカーのひとりとして強く希望しています。
そしてもうひとつ、英語を話すことがスゴイんじゃなくて、たとえば中国語でもベトナム語でもタイ語でも、母国語(母語)以外の言語を後の学習によって習得した人は、何語であってもその努力を等しく賞賛されるべきもの……だとは思いませんか?
愛車がついに10万キロ。けど、言いたかったのはそれじゃない。話題の英語公用語化、誰でも今すぐ、ひとりで始められることもあります。電子機器の英語化です。
僕は5年以上前からケータイを英語モードにしているし、カーナビもこの間から英語にしました。ナビって、ちゃんと英語しゃべるんですね。
もともと旅先のネットカフェで英語版Windowsが難なく使えた(同じボタンが同じ場所にあるから)ことに気づいて始めたことで、ある意味ユニクロより楽天より早かった?
次はカメラも英語にしたいけど、さすがに仕事でシャッターチャンス逃す訳にも…なのでまだ。これから英語をという方はまずはケータイから試してみてはどうでしょう。
Aqua Spa, Ms.Celebrity Solstice 2010
先日撮ってきたカリブ海の船旅がようやくカタチになりました。発売中の雑誌『船の旅AZUR』の特集内、セレブリティ・ソルスティスの項がそれ。
同船の客室中でも、アクアクラスという「上質なのにお得」なグレードが特にフューチャーされています。「プレミアクラス新時代」という特集に相応しく、とってもよかったですよ。
写真は記事冒頭の見開き1点で使ったもの。もちろん他にもたくさん撮りました。
雑誌の発売日まで紹介を控えていた多くの別カットも、順次サイトで公開してゆくつもりです。ともあれ、まずは書店で雑誌を手にしてもらえると嬉しいです。
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『船の旅AZUR』 2010年10月号 発売中の最新号は大特集「プレミアクラス新時代」。クラス感のある上質な船旅に焦点を当てて紹介しています。 しかも記事はもっぱら船内施設のみ、という専門誌ならではの超贅沢な誌面構成になっていて、豪華客船の豪華客船たる所以がしっかりと体感できると思います。 今号の高橋担当は写真のみ約20ページ。次号も同じくらいの勢いで撮ってますので、ぜひぜひそちらもお楽しみに。 |
長らく日本の雑誌をやっていて、しかも写真雑誌にも携わった身で大きなことは言えないけれど、自らを反省する意味で言っちゃいます。日本の雑誌に載る写真は全般にアーティスティックな部分が全然足りないなあと内心ずっと思っていたのです。
対する欧米諸国の媒体は、写真のセンスにおいては断然上。例えばフツーの旅行雑誌ですら写真にかなりの芸術性があることが多い。
ファッション系の人たちに限れば日本もけっこうヤルのだろうけど、一般他誌の編集においては、やっぱ「芸術面という概念自体がない」のが実際なんじゃないかなあ。
英語を読むのは確かに大変。幸い今の僕にはそういう時間があるし、自分自身の未来のために少しずつやって行こうと思っています。
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The Fashion Photography Course さしあたって1冊選ぶなら、と思って新宿の紀伊国屋書店で買ってきたのがこの『ザ・ファッションフォトグラフィー・コース』。 ビジュアルが豊富かつ章立てが非常に明確なので、本文を読まなくてもその理屈が伝わってきます。しかも洋書の割にすっごく安い。 日本の写真媒体にはほぼ皆無な(僕は見たことがない)、「アーティスティックな写真の論理的体系的思考手順」を解説した教科書として、これはきっと期待を裏切らない一冊だろうと思います。 |
propeller cafe, Chofu Airport 2010
旅に出るわけでもないのに、東京・調布飛行場に行ってきました。正面には滑走路、脇の窓からは格納庫に並ぶ小型機が見えるという喫茶店、プロペラカフェです。
搭乗予定がなくてもカフェの無料Pまで車で行けるけど、ホントはやっぱ新中央航空で伊豆諸島に飛びたいですね。一度それで大島に行ったことがあります。
小型機の定期路線って面白いですよ。軽自動車より狭い室内は重い人と軽い人のバランスを取るために完全座席指定で、搭乗時に体重まで申告させられる(笑)。
しかもちょっと風が強いと滑走路をまっすぐ走れなかったり、着陸態勢なのに風にあおられて上昇しちゃったり。自然現象に逆らってない(逆らえない)感じが実にいい。
おまけの写真を続き(↓)にもう1枚。
一軒家に暮らして9年、いろんなものが耐用年数を超えてきました。昨日は腐りかけてしまった木製物置を、借りてきた電動工具で解体しました。
旅のさなかはバックパックひとつの「家財」で何年でも暮らせるわけで、その点「いつからこんなにモノに囲まれた生活になったんだろう」と思ったりもします。
しかも次は腐らない鉄製の物置を、と思うと5万近い。物置に5万なんて少しもウレシクナイ。今朝は自動食器洗い機の出張修理に1万7000円もかかったし……。
モノをたくさん持つ暮らしは、それだけ自らを縛りもします。
だから「持ってないってステキ!」という解放感を知るバックパッカーの心は、これからの時代、必要充分で持続可能な暮らしをするのに案外役立つのかもしれません。
もう11年も前の上海の写真。生涯初の放浪旅行に出たばかりの僕が、大陸に着いて早々に押した1枚です。公安と市民のトラブルで数十人の人だかりができてた。
若気の至りで群衆の中に分け入ったはいいものの、社会主義国をよく知らない僕は公安に睨まれるのがすごく怖かった。けど、右のすごい剣幕で公安に食って掛かるおばちゃんのほうが実際は「コワかった」のでした。
「アンタなんで撮るのよっ!!」公安への怒りがまんまシフトされ、気づけば群衆の中心はおばちゃんと僕。人はどんどん増えてくるし、ヘルプミーと思っても英語は通じない。
すっかり弱り切ったところへ人ごみの中からふと手が差し伸べられて、「おまえこっそり逃げろ」と。そうして僕は何とかこの場を抜け出しました。
ある短い動画に尊敬すべき報道写真家の姿勢を見つけたことで、この経験を思い出しました。長旅への一歩として今頃上海に新鑑真号で上陸してるはずの元同僚N島、がんばれ!
8月2日にネット注文したライカの写真誌『LFI』が12日後のきょう、手元に届きました。これでまた原稿が手につかなくなりそう(↑既にこの下に埋もれてる)。
掲載作品はもちろんのこと、PC上での現像実例の企画も大いに参考になりそう。なにより作例に芸術性があるので、モチベーション上がります。
だって日本の文献は作業方法がいくら書いてあっても、たいがい被写体がコスプレみたいなモデル女子だったりするからさあ。。。。
問題は僕のへなちょこ旅人エイゴで太刀打ちできるのか。まあこれを機に写真用語も覚えるとしましょうか。まずいなあ、締め切り。昨日には原稿終わってるはずだったのに。
flying ad, at a beach in Florida 2010
テレ東のWBSで「近ごろの若者は海がキライ」という調査結果をやっていました。10代に至っては60%以上が海嫌い。焼けるしベタベタするしさあ…って。
なのでコパトーンもシーブリーズも海=日焼け=健康=カッコイイ的な旧時代感覚をばっさり捨てる道を選んでいるとか。
解説者曰く、「これからの時代、海が好きでこういう商品やってる人は要注意ですね」「海がキライなわけないだろう、って常識じゃビジネスで負ける可能性がありますよ」
ねー。僕も内心ちょっと分かる。砂でベタベタするより水平線が海と一体化したリゾートプールの方が嬉しいもん(←加齢に伴う超堕落)。
クルマ買わないガイコク行かない海もキライ。そういう次世代に向けて、じゃあどんな旅の雑誌作ったらいいんでしょう。それが分かれば今度こそ本気で編集長やるのにさあ。
Is this my town? Trip Adviser 2010
中国のはるか奥地に僕の名前がついた街を発見しました。既訪地を記録できるFacebookアプリ「トリップアドバイザー」をいじってたら偶然。Atushiってアツシ?
新疆ウイグル自治区カシュガルから車で1時間ほど戻ったところ、って、古〜いガイドで調べてみたらこれアトス(阿図什)ですね。宿は団結賓館と交通賓館くらい(当時)。
でも都市名の発音は限りなくアツシに近いかも。カシュガルも現地読みではカーシー(喀什/Kashi)で、什はシー。うーん、でも惜しい。電車ですぐ脇を通りましたが「訪問」はしてなかったのでピン挿せず。
自分は案外まだ30か国程度しか行ってなくて、あと実は国内全県制覇したつもりでも、どうも宮崎に行った記憶がナイことにも気がつきました。(「続きを読む」に拡大地図)。
K's house Ito onsen Shizuoka pref. 2010
(最初は英語で)。A pretty cool guesthouse for backpackers has opened at Ito onsen (hot spring in Shizuoka prefecture) on August 1st. I visited it few days ago.
It's truly authentic "Onsen Ryokan" style and was built about 100 years ago. It has 3 floors and a viewing tower, all made by wood. Need detail, see the official site here.
伊東温泉の木造3階建て望楼つき老舗旅館建築が、この8月1日に外国人向けバックパッカー宿「ケイズハウス伊東温泉」としてオープンしました。個人的興味でアポなし訪問したのですが、とても親切に内部を見せて頂きましたので成果をここに……。
宿泊者同士が交流できるラウンジや温泉大浴場まで備わります。施設がコレでドミトリー/ツインとも1泊2950円からってすごくないですか? 日本人でも泊まれます。
何よりニッポンらしくて素敵なのは、布団が並ぶ和室のドミトリー。せっかくなので「続きを読む」に施設写真をまとめてアップしますね。 More pictures below.
Hatoya hotel Ito, Shizuoka pref. 2010 要塞風にしてみました。
昔から伊東に行くならハットッヤ、いやハトヤなんですけども、15年もこの仕事をしていて未だ泊まったことがありません。今回の取材もそこではなく向かいの老舗。
泊まったのはあの星野リゾートが手掛ける超ステキな温泉宿です。客室露天からは運良く流れ星がたくさん見えたし、料理も温泉も施設もとってもよかった。
しかも帰途には熱海の海上花火にも遭遇。我ながら温泉取材本格復帰第一弾としては最高の滑り出しです。
とはいえ雑誌に先駆けて成果を公開するわけにも行かないのが残念(すみません)。次号9月10日発売の月刊『旅の手帖』の温泉特集を、ぜひ見てくださいね。
トラベルフォトの分野は作家であっても個性が出しにくい。という話は今月の『コマーシャルフォト』にもありました。旅行雑誌向けのいわゆる観光写真を主にして、ここにばんばん載せている僕にすら、非常に頷ける話です。
押せば撮れる今だから、誰でも撮れる写真やってたらたぶん明るい未来はない。そんな危機感から、いま、海外の写真文献を真剣に漁っています。
(現状の日本の旅行媒体は多くがその方向にないのですが)、ともあれ、撮りっぱなしではなく空気感を演出する後処理をもっと真剣に考えようと思います。
とかいいながらこの写真はナンだ?? はやぶさは嘘。→正解はコドモが間違って指をレンズに押しつけたまま食卓の電灯を撮ったもの。もちろん撮りっぱなしです(笑)。
LFI (LEICA PHOTOGRAFIE INTERNATIONAL)
自由の身になったら絶対購読しよう!と心に決めた写真誌がドイツの『LFI』。あのライカのオフィシャル誌。写真に求める芸術性が格別で、(文章が分からなくても)必ず絵づくりの勉強になるであろう媒体です。
会社員生活を離れたいまの僕には「自分は何をどう撮るべきか」なんて考える暇があるし、善は急げで今さっきサイトから注文してみました。
LFIのサイトはこちら。注文は英語(かドイツ語)ですが、そう難しくはありません。ひとまず5冊で46.50EUR(送料20EUR込み)。最新刊が6.5EUR(今の相場で約735円)、バックナンバーなら5EUR(同565円)と本体価格も良心的。
ただ、欧州外へは20日以内の到着だとか。Amazonの扱いもないからずいぶん着くのは先だけど、今からかなり楽しみです。
ここ数日、バックパッカー旅にまつわる出来事が相次ぎました。アジアの友人から久々に連絡があったり、もう10年も前の旅で出会った旅人たちから続々メールが届いたり。
スパム被害の可能性をアドレス帳の全員に連絡したことがきっかけで、本当に久しぶりな人たちの現況を知ることができたのです。
ベトナムの親友は郊外に引っ越していたし、世界一周した女性は相変わらずのOL暮らし。昔チェンマイで出会った旅の男性はいま雲南に腰を落ち着けているとのことでした。
電子的仮想的なPC画面に中毒のように向かいあってこんなblogをコソコソやってても「何ら実態の進化がない自分ってどうよ」と常々思うわけですが、海外にいる昔の仲間に近況を見てもらえるとしたら、一定の価値はあったのかもしれません。