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クラシックカメラ風デジカメ、フジFINEPIX X100が超クール

from: YouTube

2011年早々登場のフジFINEPIX X100が超クール(→日本版公式スペシャルサイト2010年12月14日追記:海外版新設公式サイトも登場)。もはやクラシックカメラ「風」と言っては失礼な本気のデザイン。どうしてもデジカメっぽくしないと気が済まない半端な他社製品とは別物です。

「その場の空気を邪魔しない、高性能な仕事スナップデジカメ」をず〜っと探してた僕には非常に興味アリ。(まあ何より見た目だけど、好きなカメラで撮るモチベーションも大事でしょ)。

主要スペックは換算35mmとなる23mmF2レンズ(固定式なのでレンズ交換不可)、ハイブリッドビューファインダー(覗くところがガラス/モニター切り換え可)、1230万画素。しかもフジは昔っから色再現が非常にキレイだと定評のあるメーカーです。

ライカM9(実売約73万円)やX1(同21万円)に手が出なくても、12万〜15万円程度のX100なら…。僕は決して機材マニアじゃないけれど、いや〜、登場が楽しみです。

●人気記事のため急ぎ詳細解説を追加しました(↓続きを読む)

ここからは興味をお持ちの方に向けて、いま出ている情報を詳しくご紹介します。

●天面ダイヤルはすべて金属部品で構成
●高精度かつ高剛性のマグネシウム合金ボディ
●手触りのよい高級レザー調仕上げの外装

プラ部品を多用する他社コンパクト系とは大きく違います。マグネシウム合金はプロ機に多用される、強い割にとても軽い金属素材。X100の重量はまだ分かりませんが、金属だけど重いオリンパスペンE-P2よりリアルにクラシカルで、樹脂製ゆえの軽さがウリのパナソニックGF-1よりも耐久性があると思われます。

●高さ74.4mm×幅126.5mm×奥行33.7mm(レンズ部、グリップ部、突起物除く)

パナGF-1が高さ71mm×幅119mm×奥行36.3mmですから、それほど変わりませんし、男性などはかえって手に馴染むかもしれません。

●換算35mmとなる専用開発23mmF2レンズ

敢えての単焦点だそうです。レンズ交換は出来ません。これは評価が分かれるかも。多くのフツーの人なら「交換式だったらなあ」と思うかもしれませんね。まあでもF2という超明るいレンズはいま一般に広く注目される「背景ぼけ」が強く作れますし、嫌でもズームに頼らない練習が出来るので上達するのに非常に有利。少し絞り込んだF4くらいで最善の性能を発揮します。換算35mmは「ちょっと広め」の画角ですが、50mmと並んで「これ1本で何でも撮れる」基本ミリ数のひとつです。

最も比較検討すべきはライカX1でしょうが、同じ広角系単焦点APS-Cでも、あちらは換算36mmの24mmF2.8。数値上でのレンズの明るさと値段では、X100に分があります。

●レンズ鏡筒部に設けられたクリック感ある絞りリング

好みによるけど重要なポイント。クラシカルな操作性が楽しいってことですね。操作方法が違うということは、撮ってるアナタの見た目も(たぶん)カッコよく変わります。

●光学(OVF)/電子ファインダー(EVF)の切り換えはレバー式
●EVFは144万画素、視野率100%

電子ビューファインダー(EVF)の144万画素は既に出ている他社のいいヤツと同等。もともと業務用ハイビジョンカメラに使われる画素数で、かなり鮮明に見えるはず。とはいえEVFはいまだに「人物のまばたきが分かりにくい」「被写体が早く動くと一瞬遅れる」などスナップ撮影にとってのマイナス要素が残ります。光学ファインダーとレバーひとつで切り替えられる「ハイブリッド」の意味はここにある。慣れた方ならお分かりの通り、本気で撮るにはどうしてもちゃんと覗いて撮りたいわけで、現状の技術では最善の方式なのかもしれません。

●APS-Cサイズセンサーにもかかわらず最短撮影距離10cm

APS-Cで最短撮影距離10cmはすごいです。マクロ撮影は豆粒大の小さいセンサーを持つコンパクトデジカメの独壇場(たいがい5cmとか1cmとか)でしたが、画質的に有利なAPS-Cで10cmまで行けるなら普通の人は十分でしょう。

●NDフィルター内蔵
●1230万画素CMOSセンサーは専用チューニング

NDフィルターは風景撮影方面で活躍しますね。三脚使えば滝を絹のように流して撮れます。またセンサーの「専用チューニング」は、周辺減光しないよう外側のダイオードをわずかに移動したそうです。周囲がぼんやり暗くなるクラシックな写りではないということ。う〜ん、そんなにクリアじゃなくっても、と個人的には思いもしますが、日本のカメラ界は「描写性命」ですもんね。減光させたい人はフォトショップ使いなさいということでしょう。

FINEPIXシリーズは昔から色再現がすごく評価されています。フィルムメーカーの面目躍如であって、しかも世界的に見渡しても(しっとりセピアなコダックに対する)「ぱっきり鮮やかなフジ」だから、キレイな色の写真を手にできるはず。

であれば、撮った画像はフォトショッピングのための優良な素材にもなるわけです。

……などと思いました。なお、発表記事からのインプレですので諸々実際とは異なる可能性もあります。ご参考までに。

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